口臭を改善するには、まず原因を正確に知ること。
Mittwoch, 18. November 2020
口臭を改善するには、まずは口臭の原因を正確に知ることです。
その口臭が生理的なものなのか、病的なものなのかによって対処法は変わってきます。
生理的な口臭(ホルモンの変調、加齢、その時食べたもの、起床時、空腹時など)が原因の場合は、口臭があっても一時的なものなので、一般的なケアで口内を清潔にしていれば時間とともに口臭は消えるでしょう。
病的な口臭(虫歯、歯周病、蓄膿症、扁桃炎、糖尿病、ストレスなど)の場合は、原疾患の治療が必要です。
大体の口臭は虫歯や歯周病の治療、歯磨き指導、蓄膿症を治療することで軽減するといわれています。
それ以外の可能性があるというときは、内科へ行きましょう。
また、舌の表面に付着する白い汚れは「舌苔」といい、細菌やたんぱく質を多量に含むことから強い口臭の原因になります。
体調不良の時はこの「舌苔」が厚くなるため、口臭が強くなるといわれています。
口臭をなくすためには第一に口内環境を整えることが重要ですが、口内のケアだけでなく日々の生活習慣を見直すことも大切です。
疲れを溜めず、不摂生をしないようにしたり、睡眠をきちんととるようにするだけでも、口臭の改善になります。
においがしやすいたばこやコーヒーを控えたり、舌磨きや口内の乾燥を防ぐことも、口臭改善には有効です。
ただ、口臭を過剰に意識しすぎたり、自分のにおいのせいで人から避けられていると思い込む など、過度に気にしすぎる場合は要注意です。
気にしすぎはかえってストレスを招くことになるので、過剰に気にしすぎないよう上手に気分転換しましょう。